C・ブランシェット 「キャロル」に続く主演作はスモウレスラー!?

[ 2016年1月22日 19:57 ]

ジャパンプレミアに登壇したケイト・ブランシェットと寺島しのぶ

 豪州出身の人気女優ケイト・ブランシェット(46)が22日、最新主演作でエグゼクティブ・プロデューサーも務めた映画「キャロル」(監督トッド・ヘインズ、2月11日公開)の都内で行われたジャパンプレミアに登壇した。

 劇場内に敷かれたレッドカーペットを、ファンのサインにも応じながら笑顔で歩いたブランシェット。「これほど温かく迎えられて本当にうれしい。映画は(共演の)ルーニー・マーラ、監督、カメラマンらたくさんの力で作られているので、1人では心細いけれど、とても誇らしく思っています」と感激の面持ちで語った。

 同作では、日本時間2月29日に発表される第88回アカデミー賞主演女優賞にノミネート。ほかにも、昨年5月のカンヌ映画祭で最優秀女優賞に輝いたマーラが助演女優賞など主要6部門で候補になっており、「同じ業界の人に認められたことは栄えあること。特に自分とマーラが演じる2人の女性の愛を描いているので、共にノミネートされたことが何よりうれしい」と笑顔をはじけさせた。

 大ファンという女優の寺島しのぶ(43)が花束を持って祝福に駆け付け、「心をつかんで離さない2人の芝居がすごかった。ケイトさんの役のつかみ方が素晴らしくて、女優として尊敬しています」とあこがれのまな差し。自身もベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を獲得しているが、同じヘインズ監督の「アイム・ノット・ゼア」では男性に扮しているブランシェットに対し「次に何をやったら、新しい一面を見せられそうですか」と興味津々だ。

 するとブランシェットは、「スモウレスラーの人生ものなんか面白いかも」とリップサービス交じりに提案。寺島が「太らないといけませんよ」と忠告すると、「食べることに障害があって、(太れない)スモウレスラーならいけるかもよ」と切り返し、会場の笑いを誘っていた。

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2016年1月22日のニュース