三谷幸喜氏 堺雅人を絶賛「並の役者さんとは違う凄さ」

[ 2016年1月3日 09:12 ]

大河ドラマ「真田丸」の脚本を手がける三谷幸喜氏
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 俳優・堺雅人(42)主演のNHK大河ドラマ「真田丸」の脚本を担当する三谷幸喜氏は堺について「役に対するいれ込み方に、並の役者さんとは違う凄さを感じる」と語る。

 今回の大河の脚本執筆が決まった後、プロデューサーらと相談して出演者を決定。「信繁役に堺さんが上がったのは、まず“知将”のイメージ。それから、信繁は人生の大半を傍観者として過ごすのですが、傍観者としての存在感を出すには堺さんがふさわしいと思った」と説明する。

 堺主演が決まった後、三谷氏は堺に誘われ、徳川家と真田家の子孫の人々が集う茶会に参加。三谷氏は「堺さんは僕よりもはるかに真田家に対する知識が豊富だった。僕は萎縮して何も話せなかったけれど、彼は堂々と渡り合っていて、立派な人だと思った」と明かす。

 自身が大河などで敗者側を描き続けることに関しては「勝者より敗者の方がドラマチックなので敗者を書きたくなる。面白い物語を書くのが僕の仕事」と話した。

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2016年1月3日のニュース