加山雄三 15年ぶり演技に感慨 初の斬られ役に「難しいですね」

[ 2015年9月28日 14:21 ]

「日清のどん兵衛」新CM発表会に出席した加山雄三(左)と佐藤健

 俳優の加山雄三(78)が28日、都内で行われた「日清のどん兵衛」新CM発表会に、俳優の佐藤健(26)とともに出席した。

 同CMで、15年ぶりの演技に挑んだという加山は「15年前に水戸黄門で、(今と)同じような総髪で医者の役で出させていただいたのが最後」と振り返り、「15年ぶりに時代劇に出て、深いところで感動しているんですよね」と感慨深げに語った。

 12年ぶりに一新された同商品の新CMは、全編モノクロームで構成される本格時代劇で、刺客の「どん兵衛」として加山、その弟子役として佐藤が登場し、「どんばれ!」という言葉をキーワードにストーリーが展開。野武士に斬られて同商品に生まれ変わるという役を演じた加山は「CMのお話を聞いて、素晴らしいなあ、嬉しいなあと思っていたら、いきなり斬られてビックリしました」と目を丸くしつつも、「生まれ変わるという言葉が大好きなので、とってもいいことだと思います」と笑顔。また、初の斬られ役だったという加山は「難しいですね、斬られて死ぬのって(笑)」と吐露し、「撃たれて死んだことは昔ありましたけど、斬られたことはないですね。倒れ方の速度の問題などで何回もやりました」と苦労を明かした。

 イベントでは、CMの内容にちなみ、佐藤がどん兵衛を試食。どん兵衛役の加山は「いきなり俺を食うのかよ」と言いつつも、佐藤から「すごくおいしいです」と言われると、「おいしいと言ってもらえると、俺は幸せだなあ」と上機嫌でリップサービスし、会場を沸かせた。

 日清のどん兵衛の新CM「生まれかわったどん兵衛」篇は、10月1日より全国でオンエア。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月28日のニュース