早大OG吉永小百合も興奮 エディー日本の勝利「奇跡のようなこと」

[ 2015年9月21日 05:30 ]

ラグビー日本代表の勝利を興奮気味に語った吉永小百合

ラグビーW杯1次リーグB組 日本34―32南アフリカ

(9月19日 英国南部ブライトン)
 ラグビーW杯日本代表が優勝候補の南アフリカから歴史的な大金星を収めたことを受け、芸能界のラグビーファンからも感動と歓喜の声が続々と上がった。母校の早大との長い交流を通し、熱烈なファンとして知られる女優の吉永小百合(70)は「奇跡のようなことです」と興奮。プレー経験があるお笑いコンビ「中川家」は「陸上100メートルで日本人が優勝するようなもんや」と喜んだ。

 吉永はスポニチ本紙の取材に「素晴らしいこと。奇跡のようなことです」と興奮気味に話した。19日は深夜にテレビ観戦。最初は前半までと思っていたが「ついつい最後までかじりついてしまいました。疲れました」と、心地の良い疲労感に酔いしれた。

 「2人がかり、3人がかりでのタックルが素晴らしかった。この4年間で体力的にもトレーニングを積んでいましたが、何より“勝とう”という心が伝わってきて感動しました」と話した。

 大活躍した五郎丸歩や畠山健介ら、早大OBの応援には一段と力が入った。「清宮克幸監督時代(01~05年度)ですが、練習場にも行って、面識がありますので」とニッコリ。

 ラグビーを愛する気持ちは人一倍で、それを体現してきた。早大ラグビー部が例年夏に長野県の菅平で敢行する合宿には、牛肉を大量に差し入れてきた。大学選手権も何度も観戦に訪れている。東日本大震災の発生から2カ月後には、再スタートを切った社会人ラグビーの釜石シーウェイブスRFC(岩手)へ「がんばろう!釜石」の文字とユリの絵を入れたTシャツ2000枚を支援物資として送り、被災したラガーマンを鼓舞した。

 勝利に沸く一方、戦いは始まったばかりのため、「でもここで喜ばないで、一戦一戦大事に戦って1次リーグを突破してほしい。スポニチさんも紙面をいっぱい割いてくださいね」と声を大にして語った。

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