「HERO」特別編 4回目でも視聴率13・3% 根強い人気

[ 2015年8月3日 10:40 ]

「HERO特別編」で追加された新映像に出演した八嶋智人(左)と鈴木浩介

 1日にフジテレビで放送された「土曜プレミアム ドラマレジェンド HERO特別編」(後9・30~11・40)の平均視聴率が13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。2006年のスペシャルドラマの4回目の放送となったが、根強い人気を示した。今回は新映像を追加した。

 1回目は06年7月、2回目は07年9月、3回目は09年11月に放送された。

 今回は城西支部事務官・遠藤賢司役の八嶋智人(44)と、06年のスペシャルドラマに登場した虹ヶ浦支部事務官・村上健太郎役の鈴木浩介(40)が新映像に出演。

 八嶋は「(以前の放送から)9年の月日を経ても新たに撮影した部分を追加することで作品が成立してしまうところが『HERO』のすごさ」、鈴木は「まさか出演させていただけるとは思っていませんでした。『HERO』の世界に入れるかと思うと、尋常ではない汗をかいて尋常ではないほど緊張しました」と話した。

 06年のスペシャルドラマは01年の連続ドラマ(第1期)から5年ぶりに復活。型破りな検事・久利生公平(木村拓哉)は山口県の村で鶏泥棒事件を担当。盗まれた鶏の数までも丹念に調べる久利生のやり方を、虹ヶ浦支部事務官・津軽(堤真一)は理解できない。その折、村で11年ぶりに殺人事件が発生。久利生は村民から尊敬される地元企業の重役(中井貴一)を取り調べる…という展開だった。

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2015年8月3日のニュース