AKB48次期総監督の横山由依 若手と“原点回帰”の無料ライブ

[ 2015年6月21日 09:45 ]

無料ライブで熱演する横山由依(左から3人目)、大和田南那(同2人目)らメンバー(C)AKS

 AKB48次期総監督の横山由依(22)ら16人が20日、大阪市内のグランフロント大阪で初の無料ライブを開いた。次世代エース候補として期待される向井地美音(17)、大和田南那(15)ら若手中心のメンバー構成で、ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」など7曲を熱唱。3回公演で計6000人以上のファンを沸かせた。

 コンセプトの“会いに行けるアイドル”が原点回帰だ。無料ライブは若手メンバーの認知度アップと新規ファンの拡大を狙い、横山が企画した。昨年12月、現総監督の高橋みなみ(24)から次期総監督に指名。グループを引っ張る立場となった上に、高橋の年内卒業が決まり世代交代への意識が高まる中で運営サイドに「何か新しいことができないか?」と提案。新生AKBの改革第1弾イベントが誕生した。

(初めて撮影も許可/) AKBは05年にデビューし、年末のNHK紅白歌合戦で常連となるなど“国民的アイドル”と呼ばれるまでに成長した。横山は「ファンの方が“AKB、ちょっと気になるから見に行ってみよう”っていうのができない状況で、それを変えてみたいと思った」と企画理由を説明。この日はグループで初めて、来場者に撮影を許可するファンサービスも展開し、「これまでは、先輩たちがつくってくれたレールに乗ってきたけど、イチからAKBの歴史をつくっていきたい。その第一歩になったと思う」と手応えを語った。

 今月28日にはインテックス大阪で参加券が必要な握手会を実施する。その中で、コンサート並み、22曲を披露する観覧無料のライブイベント(参加券も不要)を開催する。横山は「もっともっとAKBを大きなグループにしたい」と力を込めた。

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2015年6月21日のニュース