峰竜太も涙…「最後まで格好良かった」アド街で２０年共演

悲痛な表情で愛川欽也さんとの思い出を語る峰竜太

愛川欽也さん逝く

　「アド街」で愛川さんと約２０年間共演した俳優の峰竜太が都内で会見し、「大きな存在でした」と悼んだ。

　最後に会ったのは、２月４日に行われた「アド街」の放送１０００回スペシャル（３月７日放送）の収録。この時、愛川さんは体調がすぐれず、高熱が出て、スタジオに来るのも危ぶまれたほどだった。「撮り終えてから“俺（収録が）できるかどうか分からなかったんだよ”とおっしゃっていました。最後の力を振り絞っておられたんだと思う」と振り返った。

　収録後に開かれたパーティーは欠席。「うつみさんは“風邪だから”と話していました。それで、僕らは大丈夫だと思っていた。今思えばうつみさんは全てを知った上で愛川さんを守っていたんでしょう」と語った。

　妻の名が「みどり」という共通点があり、「“俺たちは日本みどり党だな”って可愛がってもらいました」という仲。会見前に出演したラジオ日本「峰竜太のミネスタ」で思い出を語りながら、涙で声を詰まらせた。

　「最後まで格好良かったねって言いたい。ありがとよって返してくれると思います」と天国へ旅立った大先輩をしのんだ。