いつものカンカン帽 可朝節で感謝「私のようなムチャ者を…」

[ 2015年3月26日 05:30 ]

弟子代表としてあいさつする月亭可朝と桂ざこば(右)

桂米朝さん合同葬

(3月25日 阪府吹田市・公益社千里会館)
 弟子の最古参で、破天荒な私生活などで知られる月亭可朝(77)も参列。トレードマークのカンカン帽をかぶって登場し“可朝節”で米朝さんに感謝の言葉を贈った。

 1958年に米朝さんに弟子入り。その当時を振り返り、「掃除や子守りは一切やらず、師匠から預かった財布を持ってキャバレーや飛田新地へ行ったりしたけど、黙って見ていてくれた。私のようなムチャ者を育ててくれた」と懐かしんだ。

 歌謡曲「嘆きのボイン」をヒットさせ、ギター漫談でも話題になった、弟子の中でも一番の個性派。可朝らしく、「あの世はおもろいと思います。(漫才師の)横山やすしさんもいるかもしれないし、マリリン・モンローもおるでしょう。モンローは寝る時は肌着は着ずにシャネルの5番なんて話もありましたな。まあ、師匠は興味ないかもしれませんが、あの世で会うまで、ゆっくりと、お休みください」と締めくくった。

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2015年3月26日のニュース