AKB新時代の幕開け…新ユニット「でんでんむChu!」結成

[ 2015年3月26日 06:30 ]

新ユニット「でんでんむChu!」のメンバー(左から3人目を除く)

 AKB48の若手メンバーだけのコンサートが25日、さいたまスーパーアリーナで行われた。13~20歳の計62人が出演。平均年齢は17歳。アンコールでは、グループ期待の新星の大和田南那(15)や向井地美音(17)ら7人による新ユニット「でんでんむChu!」の結成が発表され、AKB新時代の幕開けを印象づけた。

 この日は若手だけとは言え、SKE48と兼任の松井珠理奈(18)や、HKT48と兼任の宮脇咲良(17)、小嶋真子(17)ら人気メンバーも出演。1曲目「蕾たち」から約2万4000人の熱気をあおった。小嶋が観客に「オールドのみなさん(メンバー)がいないのはどうですか!?」と問うと、松井が「オールドじゃなくレジェンドというらしい」とフォローする場面も。

 26曲目「桜の木になろう」では、地元・さいたま市出身の“レジェンド”小嶋陽菜(26)がサプライズで登場し、貫禄たっぷりの歌唱で会場を沸かせた。

 クライマックスはアンコール。会場の大型ビジョンで「特報」として、でんでんむChu!の結成が発表された。メンバーは、大和田、向井地のほか、村山彩希(17)、川本紗矢(16)、谷口めぐ(16)、HKTの田中美久(13)と矢吹奈子(13)。大和田は昨年、連続ドラマ「セーラーゾンビ」主演でブレークし、向井地は卒業した大島優子(26)から「ヘビーローテーション」のセンターの後継者指名を受けた。大和田はふだん「塩対応」で知られるが、突然の発表に「うれしくて感極まった」と大粒の涙をこぼし、フレッシュさを際立たせた。

 でんでんむChu!のデビュー曲は5月20日に発売されるAKBの新曲のカップリングとなる。

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