米朝さん通夜 別れ惜しむ 長男米団治「すごい人 すごくおちゃめ」

[ 2015年3月24日 19:36 ]

 上方落語の復興に尽力し、19日に89歳で死去した落語家で人間国宝の桂米朝さんの通夜が24日、大阪府吹田市で営まれた。歌舞伎俳優の坂田藤十郎(83)や落語家の笑福亭仁鶴(78)ら親交のあった芸能界の関係者やファンらが多数参列し、別れを惜しんだ。

 祭壇には、2005年に撮影された穏やかな表情の遺影や、落語家として初めて授与された文化勲章などが飾られた。

 喪主を務めた長男で落語家の桂米団治(56)は、父であり師でもある米朝さんについて「すごい人でした。すごく知識がありました。そしてすごくおちゃめでした」と語った。

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