K 関根麻里との神前式は「僕からの提案」韓国での挙式も前向き

[ 2014年9月15日 05:32 ]

若草山でのステージ中、近づいてきた鹿とふれ合うK

 韓国人歌手のK(30)が14日、奈良市内で開かれたFM802の野外イベント「若草山MUSIC FESTIVAL」に出演し、「dear…」などを熱唱した。出演後にスポニチ本紙の取材に応じ、羽織はかまでの神前式だったタレントの関根麻里(29)との結婚についても語った。

 先月24日、東京・赤坂氷川神社で挙式を行ったK。和服における男子の礼装である羽織はかまを着ての神前式は「僕からの提案だった」といい、これまでも信念としてきた「韓国と日本をつなぐ懸け橋になりたい」という思いを貫いての選択だった。 

 同神社は、「昔から1人でよく行っては、“曲が売れますように”とか祈ってた場所」と笑う。「神社といえば、韓国人は靖国を思い浮かべるけど、日本人にとって神社は愛する人のために祈ったり、健康や日々の幸せを願う身近な場所。僕も日本に住んで、神社へのイメージが変わった」と振り返り、「少しでも韓国の方にそれを伝えたい思いで、神社での式にした」と説明した。

 両国をつなぐという考えが“甘い”と批判も受けたというが、「懸け橋になるには時間がかかることは分かったけど、スタンスを変えずにずっとやっていく」と力を込めた。この日のイベントでも、直前に買ったという甚平を着て歌い、日本愛を存分にアピールした。

 母国・韓国での結婚式は、「(やるか)分からないんですよ。どうするか考えてる」としたが、「向こうに親戚もたくさんいるから」と前向きに検討中のようだ。さらに、関根とはまだ一緒に住んでいないことを明かしているが、「彼女も仕事が忙しいし、僕もツアー中だから、同居はまだまだ先」と苦笑い。少なくとも、兵庫・新神戸オリエンタル劇場で開かれる自身の弾き語りツアー最終日の10月25日までは、別居生活が続きそうだ。

 新婚ホヤホヤで「まだ大きな心境の変化はない」というが、人生の伴侶を得て「家族や愛について深く考えるようにはなってる。今後の楽曲にも反映されてくるはず」と語っていた。 

続きを表示

2014年9月15日のニュース