松雪泰子主演「家族狩り」10・5%スタート

[ 2014年7月7日 11:51 ]

TBSのドラマ「家族狩り」の会見を行った(左から)伊藤淳史、松雪泰子、遠藤憲一、財前直見

 4日にスタートした松雪泰子(41)が主演するTBS系連続ドラマ「家族狩り」(金曜後10・00)の初回視聴率が10・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日、分かった。初回は20分拡大で放送された。

 初回は20分拡大で放送された。直木賞作家・天童荒太氏の同名小説を原作としたヒューマンドラマで、一家心中事件を発端に、3つの家族の姿を通して、家族とは何かを問いかける。認知症の父とその介護に疲れた母を抱える児童心理司・氷崎游子(松雪)、家庭を持つことに抵抗を感じている高校の美術教師・巣藤浚介(伊藤淳史・30)、仕事のために家族を犠牲にしてきた警視庁捜査一課の刑事・馬見原光毅(遠藤憲一・53)の3人を中心に、それぞれの家庭と向き合いながら、ある一家心中事件から始まる不可解な事件に翻弄されていく姿を描く。脚本はNHKドラマ「セカンドバージン」などを手掛けた大石静氏が担当する。

 松雪、伊藤、遠藤のほかには、「Kis―My―Ft2」の北山宏光(28)、財前直見(48)、篠田麻里子(28)らが出演。

 初回は、児童ケアセンターに勤める児童心理司の游子は、アルツハイマー型認知症の父・清太郎(井上真樹夫・75)とその看病に疲れた母・民子(浅田美代子・58)の3人暮らし。そんな游子は酒乱の父親・駒田(岡田浩暉・48)から虐待される女児・玲子(信太真妃・9)のことで胸を痛めていた。真剣に仕事に向き合う游子だが、そのまじめさが周りにはうざったがられていた。一方、高校で美術教師をする浚介は、恋人の美歩(山口紗弥加・34)から妊娠を告げられ、結婚を迫られる。ある日、俊介の住むアパートの隣で少年が両親を殺害して自殺を図ったとされる事件が発生。その状況から所轄署は一家心中と断定するが、臨場した警視庁捜査一課の馬見原は心中ではないとにらみ…という展開だった。

 前クール(4月~6月)の同枠ドラマ「アリスの棘」(上野樹里主演)の初回は14・2%だった。

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2014年7月7日のニュース