ASKA容疑者の主治医 年に1、2回「アンナカ」処方

[ 2014年5月23日 05:30 ]

ASKA容疑者

 ASKA容疑者の主治医で、「東京健康クリニック」(東京都港区)の平石貴久医師が22日、本紙などの取材に応じ、同容疑者に興奮鎮痛剤「アンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)を処方した」と明かした。

 同氏は、チャゲアスのツアードクターを務めたことがあり、ASKA容疑者とは20年来の付き合い。アンナカを初めて処方したのは4~5年前といい「作曲に時間がかかるため、目が覚めて集中力を高めたい」と相談されたという。ASKA容疑者自身が求めたそうで、年に1、2回処方していたという。ASKA容疑者を最後に診察したのは昨年9月。週刊文春の薬物疑惑報道があったのが同8月で「身の潔白を信じてほしい」と言われた。同11月には「週刊誌報道に反論する」と電話があり、アンナカの処方記録を求められたため、ASKA容疑者に送付した。

 一方、ASKA容疑者の自宅からは覚せい剤や合成麻薬MDMAのほか別の白い粉末が見つかっていたことが22日、分かった。警視庁は、この粉末がアンナカである可能性もあるとみて、鑑定を進めている。また、自宅から、覚せい剤の使用器具とみられるガラスのパイプ複数個も押収した。

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2014年5月23日のニュース