倉本聰氏、三谷幸喜氏…脚本家10人で豪華リレードラマ

[ 2014年5月23日 05:30 ]

TBS日曜劇場「おやじの背中」で父と娘を演じる役所広司と満島ひかり

 「華麗なる一族」(07年)、「JIN―仁―」(09、11年)、昨年の「半沢直樹」などヒット作を輩出している日曜夜9時台のTBSドラマ枠「日曜劇場」で、10人の脚本家が1作ずつ担当する全10話の異色ドラマが放送されることになった。

 タイトルは「おやじの背中」で7月にスタート。倉本聰氏(79)、三谷幸喜氏(52)、山田太一氏(79)ら日本を代表する脚本家がそれぞれオリジナルストーリーで、父と子が登場する1話完結のホームドラマを手掛ける。

 鎌田敏夫氏(76)と坂元裕二氏(47)の2作品はすでに撮影を終了。ドラマに登場する俳優や女優も毎回異なり、鎌田作品は、対立していた父(渡瀬恒彦)と息子(中村勘九郎)の巡礼の旅を描き、坂元作品は元プロボクサーの父(役所広司)と、父の指導を受け五輪出場を目指す娘(満島ひかり)の物語。ほかの作品で、大泉洋(41)、西田敏行(66)、田村正和(70)の出演も決まっている。放送順は未定。

 プロデュースは、「パパはニュースキャスター」(87年)「オヤジぃ。」(00年)などのヒット作を生んだ八木康夫氏が担当。「オリジナルにこだわり、“この人のドラマが見たいな”という脚本家の方々に声を掛けてみました。届いた脚本はそれぞれ“こう来たか…”という作品。“今夜はいいドラマが見たい”というご期待に応えられるようにしたい」と話している。

 ◇「おやじの背中」脚本家(五十音順、敬称略)井上由美子、池端俊策、岡田惠和、鎌田敏夫、木皿泉、倉本聰、坂元裕二、橋部敦子、三谷幸喜、山田太一

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