演技がイヤだった…高良健吾が告白 “役者デビュー”は銅像役

[ 2013年2月20日 18:46 ]

映画「横道世之介」トークイベントに出席した高良健吾

 映画「横道世之介」(23日公開、監督沖田修一)に出演する高良健吾(25)、綾野剛(30)、池松壮亮(22)らが20日、東京都千代田区の法政大キャンパスで行われたトークイベントに出席。現役大学生ら約600人から黄色い大歓声を浴びた。

 映画は主人公・世之介が通う80年代後半の法政大を舞台に描かれ、昨年3月下旬に市ヶ谷キャンパスで撮影が行われた。法政大の印象は「イケメン美女ぞろい」と現役大学生の池松。一方、箱根駅伝ファンだという綾野は「個人的に大好きです」と法政大への思いを告白。駅伝選手が茶髪にしたり、サングラスを掛けたりするのは法政大が先駆けだったと熱弁。陸上男子400メートル障害の日本記録保持者、為末大氏(34)が目立つピアスをしていたことも挙げ「素晴らしい選手がいて、実力がある」と称賛した。

 世之介役を演じた高良は“初芝居”だった小学5年生当時の学芸会で、演じることを嫌悪し、台詞がない作曲家・滝廉太郎の銅像役を務めたというエピソードを披露。「楽しむって気持ちを忘れずに、みなさんも楽しんで下さい」とエールを送った。

 映画の原作となった同名小説の作者・吉田修一氏は同大OB。司会も同大卒の小島奈津子アナウンサー(44)が務め、「あまり言いたくないんですけど、世之介と同い年なんです」と話した。

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