坂本冬美 さくらももこさん作詞の新曲、浅草サンバチームと披露

[ 2013年2月20日 18:54 ]

浅草サンバチームとコラボで新曲「花はただ咲く」を発表する坂本冬美

 歌手の坂本冬美(45)が20日、新曲「花はただ咲く」の発売を記念して、東京・浅草のブラジル料理店「Que Bom!」(キ・ボン!)でイベントを行った。

 同曲は、国民的テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の原作者で、作詞家、脚本家、翻訳家など幅広く活躍中のさくらももこさんが作詞を手がけ、作曲は「THE BOOM」の宮沢和史が担当、3人組ユニット「坂本冬美 with M2」として発売された。サンバテーストあふれるラテン調ナンバーだ。

 坂本のユニット結成は、1991年に細野晴臣、忌野清志郎との3人ユニット「HIS」以来、22年ぶり。さくらと宮沢がコーラスで参加し、1月から日本テレビ系「情報ライブ ミネヤ屋」エンディングテーマとしてオンエアされている。

 今回のイベントは今年で32回目を迎える「浅草サンバ・カーニバル」の常連のサンバチーム御用達の店で、地元サンバチームとパフォーマンスを行うことになったもの。熱烈なファンが詰めかける中、さくらさんデザインの着物で大ヒット曲「また君に恋してる」と新曲を熱唱した。

 坂本は「昨年夏ごろ(面識のない)さくらももこさんから突然、この歌詞と、曲となって出来上がった宮沢和史さんが歌ったテープが送られてきて“この歌は坂本冬美さんにぴったりの曲なのでぜひ歌ってください”というお手紙をいただき、大感激しました。先日、さくらももこさんにお会いしましたが、すごくチャーミングな方」と初対面を振り返り、「サンバのリズムは初めてですが、また私の歌の領域が広がってうれしいです。紅白?この歌で、サンバチームの踊りをバックに歌えたら最高」と笑顔で話していた。

 宮沢からは「さくらももこさんの素晴らしい歌詞、そして坂本冬美さんのすてきな歌声…この出会いに感謝です」さくらさんからは「宮沢さんと冬美ちゃんに出会えて、本当に素晴らしい歌が誕生しました。とてもうれしいです。この歌が多くの皆さまに届いて、温かい気持ちになっていただけることを願っています」というコメントが寄せられた。

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