東京国際映画祭の中国作品 尖閣国有化で参加取りやめ

[ 2012年10月19日 00:52 ]

 新華社電(電子版)によると、第25回東京国際映画祭で、最高賞「東京サクラグランプリ」を競う15作品に中国勢として唯一選ばれていた映画「風水」(中国名・万箭穿心)の参加が取りやめになったことが18日、分かった。日本政府による沖縄県・尖閣諸島国有化が原因という。

 映画製作チームは「日本政府と右翼は、争いの解決に向け誠実な態度を示さず、中国国民の感情をひどく傷つけた」などの声明を発表した。

 東京国際映画祭は20日から28日まで東京都港区などで開催。香港映画「浮城」も9月、製作者サイドの事情により参加が取り下げられている。(共同)

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2012年10月19日のニュース