本木雅弘主演「運命の人」 最終回2時間SPで有終14・1%

[ 2012年3月19日 10:01 ]

ドラマ「運命の人」最終回の1シーン(泉谷しげると本木雅弘)

 本木雅弘(45)主演のTBSテレビ系連続ドラマ「日曜劇場 運命の人」(日曜後9・00)の最終回が18日に放送され、平均視聴率が14・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。最終回は「沖縄編」と題して2時間のスペシャル版で放送された。

 初回は13・0%、第2話は11・3%、第3話は11・6%、第4話は11・6%、第5話は10・8%、第6話は9・9%、第7話は13・2%、第8話は10・4%、第9話は11・9%で、全話の平均は12・0%だった。浮き沈みはあったが、最終回で最高を記録し、有終の美を飾った。

 山崎豊子氏の累計130万部を超える同名ヒット小説の初の映像化作品。沖縄返還をめぐる日本政府と米国の密約を追及するために動いた記者が入手先の外務省女性事務官とともに国家公務員法違反容疑で逮捕されたという実際の出来事をモデルに描いている。主演の本木は密約を追及する新聞社のエース記者・弓成亮太を演じる。

 共演は亮太の妻・由里子を演じる松たか子(34)、亮太と深く関わっていく外務省女性事務官・三木昭子を演じる真木よう子(29)、内閣総理大臣・佐橋慶作を演じる北大路欣也(69)のほか、大森南朋(40)、長谷川博己(35)、原田泰造(41)、市川亀治郎(36)、柳葉敏郎(51)ら。

 最終回は、何もかもを失い、絶望した弓成(本木)は沖縄の海に身を投げた。そこで、琉球ガラス工房で働くミチ(美波・25)に救われ、5年の月日が過ぎた。過去と決別した弓成はミチの叔父・渡久山(泉谷しげる・63)の離れで居候しながら、静かに暮らしていた。そんなある日、琉球新聞の記者・儀保明(津田寛治・46)によって弓成の素性が周囲に知られることに。そんな弓成を渡久山はガマ(洞窟)に連れていき、戦争中の壮絶な真実を涙ながらに語った。沖縄の現実に向き合うようになった弓成はこれまで知らなかった沖縄の姿を目の当たりにし、ある行動に出る。そして同じ頃、由里子(松)はただただ弓成を待ち続けていた…という展開だった。

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2012年3月19日のニュース