AKB柏木由紀 着用衣装ネット流出“30万円”

[ 2011年9月22日 06:00 ]

盗まれた衣装がネットオークションに出品されていたAKB48の柏木由紀

 人気アイドルグループ「AKB48」のメンバー、柏木由紀(20)のステージ衣装が盗まれ、インターネットオークションに出品されていたことが21日、警視庁への取材で分かった。

 AKBのマネジメント会社「AKS」(東京都江東区)の社員が昨年11月、オークションに出品されているのを発見。30万円で落札して現物を手に入れ、柏木が着用していた実物と確認、警視庁万世橋署に被害届を出した。ステージ衣装は、保管していた倉庫から盗まれていたという。

 オークションに出品したのは滋賀県に住む男子高校生(17)で「インターネットで他の人から買った。盗品とは知らずに転売していた」と話している。警視庁は、他に衣装を盗んだ人物がいるとみて、窃盗事件として、流出した経緯などを調べている。

 AKSは「コメントは差し控えたい」としている。

 昨年3月には東京都日野市の少年3人が、AKB48が出演するドラマの撮影現場になった小学校に忍び込み、衣装や小道具などを窃盗。同7月には愛知県一宮市の少年ら2人が、AKB48の派生ユニット「渡り廊下走り隊」のイベント会場で握手券約900枚を盗み、いずれも警視庁に逮捕された。

 また今年7月には、人気メンバーの顔のパーツを合成して生まれた江口愛実の壁掛け写真が、東京・秋葉原のAKB48劇場から盗まれた。

 劇場支配人はAKB48の公式ブログで「きっと後悔していると思います。後悔をしているのであれば、返却をしていただきたいです」と呼び掛けている。

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2011年9月22日のニュース