スピルバーグ監督が日本人称賛「前へ進む姿を世界に示している」

[ 2011年7月20日 12:35 ]

撮影に応じるスティーブン・スピルバーグ監督

 米国のスティーブン・スピルバーグ監督が19日(日本時間20日)、パリで共同通信などの取材に応じ、東日本大震災について「日本人の皆さんが手をつなぎ合い、困難な道を渡っていこうとする姿に感動した。それは世界中の人々に大きな教訓となっている」とたたえた。

 スピルバーグ監督は「地震と津波、そして原発事故が起こったことを知ってとても心が痛んだ。自分の人生の中でこのようなことが起こったのを見たことはない」と強調。「(日本人が)精神的にも、肉体的にも強くなって前へ進んでいく姿を世界に示していることは素晴らしい」と話した。

 監督は同日、製作中の映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」について、パリで各国メディア向けに記者会見した。(共同)

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2011年7月20日のニュース