「児玉さんのおかげ」華丸 モノマネは“封印”の意向

[ 2011年5月18日 06:00 ]

児玉清さんとの思い出を語る博多華丸(左)と大吉

児玉清さん死去

 クイズ番組の司会のほか、名脇役としても活躍した児玉清さんの訃報に芸能界は悲しみに暮れた。児玉さんのモノマネで「R―1ぐらんぷり」を制した漫才コンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(41)は都内で会見。「いま仕事ができるのは児玉さんのおかげ」と恩人の死を悼んだ。

 この日夜、メールで訃報を知った華丸は「あまりにも急だったので」と目を潤ませ、大吉(40)は「こういう事になる病気とは思わなかった」と声を落とした。

 遅咲きだった2人のブレークのきっかけは、華丸による児玉さんのモノマネ。華丸は「どんなオーディションも“フケすぎている”と落とされた。児玉さんのモノマネがなければ、たくさんの人の前に出ることもなかった」と最大の恩人であることを強調した。

 モノマネを続けるかは「機会があればやらせていただくが…」と基本的には“封印”する意向。最後に会った2、3年前に児玉さんから「まだやるの?もういいんじゃないの」と言われたそうで「新しいことにチャレンジしろ!という意味だと取らせていただいてますので」と理由を明かした。

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