シュワ前知事に隠し子 退任後に告白、謝罪

[ 2011年5月18日 00:50 ]

隠し子の存在を公表し、謝罪した米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー前知事

 9日に離婚すると発表した米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー前知事(63)が、女性スタッフとの間に隠し子をもうけていたことが17日、分かった。妻のマリア・シュライバーさん(55)はこれを知って家を出たという。ロサンゼルス・タイムズ紙が伝えた。

 ことし1月に任期満了で知事職から退いた後に、前知事からシュライバーさんに告白。前知事は声明で「友人や家族を傷つけた責任のすべては私にあり、言い訳はできない」と謝罪した。

 この女性は前知事の家庭で働くスタッフとして20年間勤務。今から10年以上前の、前知事が初当選する以前に子どもができた。前知事は誕生時に子どもを認知し、経済的な支援をしてきたという。

 前知事は「メディアが私を批判するのは分かるが、妻と子どもには敬意を払ってほしい」と述べ、シュライバーさんらのプライバシーを尊重するよう求めた。(共同)

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2011年5月18日のニュース