ダウンタウン20年ぶり新喜劇で「ぐったり」

[ 2010年4月6日 06:00 ]

 お笑いコンビ・ダウンタウンがこのほど、約20年ぶりに大阪・なんばグランド花月(NGK)で吉本新喜劇に出演した。6日放送「リンカーン最初で最後 浜田松本の故郷訪問!8人で尼崎横断SP!」(毎日系、後9・0)の企画。さまぁ~ず、雨上がり決死隊、キャイ~ンらとともに舞台に立ち、久しぶりの“笑いの殿堂”を楽しんだ様子だった。

 笑いにはうるさいNGKの観客も驚いた。ダウンタウンらリンカーンのメンバーがサプライズで登場すると、客席が揺れるほどの大騒ぎになり、静まるのを待たなければ再開できないほどだったという。
 松本人志(46)は「嫌な汗かいたわ!ぐったり。疲れたわ~」と冷や汗をぬぐい、浜田雅功(46)は「みんなが緊張していて面白かった」と高笑いだった。
 メンバーはうどん屋の客の設定で小籔千豊座長(36)から演技指導を受けたものの、新喜劇に不慣れなため、そろって緊張。キャイ~ンのウド鈴木(40)は「ウェ~」と吐き気をもよおすほどだった。
 2時間スペシャルの今回は松本と浜田のルーツを探ろうと、故郷の兵庫県尼崎市を訪問。2人が通った小学校や松本が初めて独り暮らしをしたアパートなどを巡り、締めくくりとして新喜劇に特別出演した。
 吉本総合芸能学院(NSC)1期生としてデビュー後間もなく注目を集め、毎日テレビのバラエティー番組「4時ですよ~だ」のMCで大ブレーク。東京進出してからも順調にスターダムを駆け上ったダウンタウンにとって、NGKは汗と涙が染み込んだ思い出の舞台でもある。
 ちなみに約20年前の新喜劇では池乃めだか(66)を運ぶ消防隊員役で出演した。“凱旋ステージ”ではどんなボケを見せたのか…。

続きを表示

2010年4月6日のニュース