ヒット作続編「リアル鬼ごっこ２」製作へ

　０８年に公開された映画「リアル鬼ごっこ」の続編が製作される。「リアル鬼ごっこ２」（監督柴田一成）で１０年公開。前作に続き石田卓也（２２）が主演する。

　原作は山田悠介氏（２８）の同名ホラー小説。日本で一番多い名字の「佐藤」姓の人間が鬼に追いかけられ、捕まると殺されてしまうゲームを描く。当初は全国３６館での公開だったが、大ヒットで１００館以上に拡大し、興行収入は５億円を超えた。
　物語は前作の続きから始まる。１０代の頃から映画を中心に活動する石田にとって、主演作のシリーズ化は初めて。「前作を上回れるように精いっぱい演じたい」と意気込んでいる。今作も逃げるため走るシーンが大半を占めており、今月中旬のクランクインを前に自宅近くの坂道を走り込むなど体力づくりに余念がない。