契約問題あるけど…「東方神起」にファン陶酔

[ 2009年11月27日 06:00 ]

 韓国出身の5人組男性グループ「東方神起」が26日、神戸・ワールド記念ホールで開かれた「ベストヒット歌謡祭」に出演した。所属事務所とのトラブルで解散説も流れる中、5人が勢ぞろいするのは8月30日に大阪・長居スタジアムで開かれた音楽イベント「a-nation」以来。最新曲「Stand by U」を熱唱し、5800人のファンを酔わせた。

 「東京ドームでコンサートをできたのがうれしかった」。リーダーのユンホ(23)は司会を務めた宮根誠司フリーアナ(46)から「今年は夢がかなったそうですね」と問われ、そう答えた。7月に東京ドーム公演を開くなど日本でも人気を不動のものにした1年は、しかし、苦悩の1年でもあった。
 13年といわれる長期の専属契約期間と収益配分を巡って所属事務所と対立。ジェジュン(23)、ユチョン(23)、ジュンス(22)の3人は7月31日に専属契約無効を求める仮処分申請をソウル中央地裁に起こした。事務所側は今月13日に「来年初めの国内(韓国)復帰は不可能になった」と発表するなど状況は決して穏やかではないが、この日だけは周囲の雑音を大歓声がかき消していた。

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2009年11月27日のニュース