雷蔵さん作品「100本一挙上映」ギネス申請

[ 2009年8月28日 06:00 ]

 市川雷蔵さんの没後40年を記念して今秋に東京・新宿の角川シネマなどで開催される「大雷蔵祭」について、企画した角川映画が27日までに、「出演作100本一挙上映」を世界記録として英国のギネス・ワールド・レコード社に申請した。

 過去にも故長谷川一夫さんの55本(08年)、高峰秀子(85)の81本(04年)など名俳優の回顧上映会はあったが、100本は群を抜く多さ。審査には半年ほどかかるといい、朗報に期待している。
 「大雷蔵祭」では「眠狂四郎」シリーズ全12本や「大菩薩峠」3部作などが上映。生きていればあす29日が78歳の誕生日にあたる。「忍びの者」などで共演した藤村志保(70)は「今もなお人々の記憶から忘れ去られることのない雷蔵さんの魅力。ギネスに認められるとすれば、日本の映画俳優としての存在が世界の方々にも知っていただけるのではと思います」と話した。

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