溝端淳平が主演、よさこい祭り巡る純愛映画

[ 2009年8月27日 06:00 ]

高知の「よさこい祭り」を訪れた溝端淳平と木南晴夏。あまりの熱気に首からタオル

 イケメン俳優・溝端淳平(20)が来秋公開の映画「君が踊る、夏」(監督香月秀之)に主演する。

 相手役は人気上昇中の女優・木南晴夏(きなみ・はるか、24)。高知の「よさこい祭り」を舞台に、カメラマンを志し上京した青年と地元に残った元恋人が、よさこいを踊ることで互いのきずなを確かめ合うラブストーリー。元恋人の妹(大森絢音)が難病を患い、その妹のためによさこいを踊るか、東京でのキャリアを選ぶか究極の選択を迫られる青年。劇的な要素が盛りだくさんで、構想に4年を費やした東映では「“世界の中心で、愛をさけぶ”や“赤い糸”を超える恋愛映画の決定版にする」と意気込んでいる。
 2人は役作りのため今月中旬、現地入りして祭りを体感。音楽を流しながら約150人の踊り手を先導する「地方車」の上から見学した溝端は「炎天下に全員が笑顔で踊ってらして、圧倒されました」と興奮。「高知の伝統を映画を通し全国に届けたい」と抱負。熱気を目の当たりにした木南も「“これだ、これを伝えなければ!”と強く思いました」と、踊り手のように顔を紅潮させていた。10月に高知市で大規模ロケを行う。

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2009年8月27日のニュース