もうすぐ89歳の森光子 「放浪記」2千回公演迫る

[ 2009年3月26日 17:59 ]

 5月9日に上演2000回を迎える森光子主演の舞台「放浪記」(東京・帝国劇場、5月5日―29日)の制作発表が東京都内で開かれ、森は「体に気を付けていつまでもこのお芝居をやりたい」と意欲を見せた。

 2000回の上演日は森の89歳の誕生日。「よくやれるなあと自分で思っている」と笑わせ「この役は放したくないですけど、それは神様が決めること。祈るような思いです」と話した。
 1961年の初演以来、再演するごとに新しい発見がある。今回も「台本を読み返して、いきなり一幕一場から(解釈が)間違っていたと感じるところを見つけた」という。
 親交のある水泳の金メダリスト、北島康介選手から贈られたお祝いの花束を手にした森は「なんも言えねえ」と、流行語にもなった北島選手の名ぜりふをまねてみせた。

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2009年3月26日のニュース