「愛のままで…」制作者が兄弟ユニット結成

[ 2009年3月26日 20:05 ]

ファーストライブを開く「花岡ブラザーズ」

 歌手の秋元順子が歌って現在、60万枚突破と大ヒット中の「愛のままで…」の作詞・作曲・編曲を手がけ、同曲のカバーで自らも今月25日にキングレコードからソロデビューした花岡優平(57)が、弟の花岡茂(53)と2人で「花岡ブラザーズ」という名のユニットを結成して26日、東京・六本木のスイートベイジル139で「人生っていいネ!!」と題したファーストライブを開いた。

 弟・茂は、現在、秋元の所属事務所「APCブレーン」の代表取締役を務めているが、2人は1978年から86年までの9年間、3人組フォークグループ「音つばめ」として活躍。シングル10枚、アルバム5枚を発表し、高田みずえが彼らの代表曲「愛の終りに」(秋元もアルバムの中でカバー)をカバーして大ヒット。。

 今回のライブは「音つばめで活動を始めてから30周年になるので、僕たちが30年間頑張ってきたところを見ていただきたいということと、花岡優平のソロデビューも兼ねて開きました。中高年の方々が楽しんで聴いていただけるような構成のライブになっています」と茂。

 260席の会場は、フォーク時代の仲間や最近のファンなどが詰めかけ満席=チケットは完売=となり、優平は「今日は、音つばめ時代にお世話になったレコード会社の人たちや昔の仲間もたくさん来てくださるので、同窓会のような気分で楽しいライブにしたい」と話し、音つばめ時代に発表した「ロンリーナイト・東京」「愛の終りに」「寄り道」「黄昏Love Again」、秋元に書き下ろした大ヒット曲「愛のままで…」、それにソロデビュー・シングルのカップリング曲「ヨコハマ」など全15曲を熱唱した。

 同ライブはこの後、5月13日に札幌、6月10日に大阪、同16日に福岡、同28日に名古屋の全国5大都市で行う。

 同ユニットは今回だけの結成だそうで、茂は「今後は花岡優平を作詞・作曲家として、アーティストとしてさらに大きくしていきたいので、僕は裏方として彼を支えていきます」と話していた。

続きを表示

2009年3月26日のニュース