カブス・鈴木誠也 今永の入団決まり「ハッピー」も「しっかりしてる人。僕がいなくても大丈夫」

[ 2024年2月21日 15:20 ]

カブスの鈴木誠也(左)と今永昇太(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)が20日(日本時間21日)、キャンプ地アリゾナ州メサでのキ練習後、メディア対応。今季から同僚となった今永昇太投手(30)に言及した。

 鈴木は今永がカブスと契約が決まった際は「ハッピー」と当時の心境を明るく振り返り、食生活について「やっぱりずっと食べてきているものと、また初めて口にするものでは全然違うので、なかなか難しいですけど、そのうち慣れるでしょう。僕も慣れたんで」と問題ないのではとした。

 球団から栄養など食事に関して「去年くらいからすごくよくしてもらって、本当にありがたく思います。だから今永さんもすごくやり易いと思います」とした。

 そして、過去2年、カブスでどんなことを学び、今永投手にどんな影響を与えたいかと問われると「あの方は多分、しっかりしている人だと思うんで、特に僕がいなくても大丈夫だと思いますけど、まあ分からないことがあれば答えられればなと思います」と今永の方がしっかりしていると指摘し、笑った。

 また、NPBではセ・リーグのライバル球団として対戦してきたこともあり、左腕の特徴として「やっぱり真っ直ぐじゃないですか。フォーシーム、外のフォーシームはやっぱり対戦していた時はすごい嫌だったんで、そこがすごくいいと思います」と米国でも通用するのではと語った。

 本人とも「“こっちのバッターはどういう感じなの?”って言われたんで、“積極的には振ってくるバッターが多いので甘い球がいくとなかなか難しいんじゃないですか”みたいな」と野球談義をしたことも明かした。

 自身は昨季、プレーオフをあと一歩のところで逃しただけに「課題はたくさん僕自身ありましたし、いろいろ変えなきゃいけないところはあるなと思っていたので、そこをしっかりつぶせるようにやってきたんで、僕も楽しみですし、そこを目指してみんなで頑張りたいなと思います」と今季にかける思いは人一倍強い。

 続けて「アジャストというより走塁面もそうだし、守備面もそうですし、いろんなところで課題っていうのは見つかったんで、そこを重点的にやってきました」と充実のオフを過ごしたとした。

 メジャー3年目を迎え「もうさすがに3年いれば、環境にも慣れますし、去年のような、前半戦のような感じのシーズンを送ってしまうとなかなか厳しいとは思うので、本当にいいシーズンにしたいなと思います」とスタートから好調を維持できるようにと誓った。

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