ロッテ中村稔が自主トレ公開　6年目は「1年間1軍で活躍する」

自主トレを行っている鴨川市で野球教室を開催し、小学生を指導するロッテ・中村稔（左）
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　ロッテの中村稔弥投手（27）が21日、千葉・鴨川市で田村龍弘捕手（29）、佐藤都志也捕手（25）とともに行っている自主トレを公開した。中村稔は正捕手を争う田村と佐藤が8日から同地で行っている合同自主トレに17日から合流した。

　昨季は17試合に登板して3勝1敗、防御率2・31とキャリアハイの成績は残したものの、年間を通じて1軍で活躍することはできなかった。「亜大ボール」と呼ばれるツーシームが武器だが、今オフは直球の球速アップをテーマに走り込みや体幹強化、肩甲骨回りの可動域を広げることなどを意識してトレーニングを積んできたという。

　すでにプルペン投球も始めており、「体のキレとかがちゃんと出てるのかなって。ピッチングの中で（成果は）感じてます」と手応え。6年目となる今季へ「1年間1軍で活躍するっていうのを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

　この日は自主トレ終了後、田村、佐藤とともに鴨川市の少年野球、ソフトボールチームに所属する小学生を対象に野球教室を開き、約80人の小学生を指導した。