杉谷拳士さん「遥輝ありきの2番」と自覚 栗山監督から受けた指示明かし、楽天戦力外の西川にエール

[ 2023年11月9日 17:25 ]

杉谷拳士氏
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 昨季限りで現役を引退した元日本ハム内野手の杉谷拳士さん(32)が8日深夜、MCを務めるテレビ朝日「杉谷拳士が取材中」(水曜深夜2・47)に出演。日本ハム時代のチームメートで、今季限りで楽天から戦力外通告を受けた2学年下の後輩、西川遥輝外野手(31)にエールを送った。

 この日は日本ハムひと筋に応援して50年というタレントの伊集院光(56)をゲストに招き、伊集院が独断で選んだ日本ハム歴代ベストナインを発表した。

 そのなかで、伊集院が左翼部門に3000安打の張本勲を選出。杉谷さんは「張本さん入れたら、もうどうなるんですか!このあと!」と名選手の多い外野部門に興奮するなか、伊集院が今は亡き野村克也さんから聞いたという“張本伝説”を明かすなど楽しくトークが続いた。

 そして、伊集院に「レフト誰ですか?」と聞かれた杉谷さんは「僕、でもダントツで西川遥輝でした」と笑顔。「やっぱり、あれだけのリードオフマン、今まで見たことなかったので」とし、現役時代に1、2番を組んだ経験から、当時の栗山英樹監督と西川の会話も明かした。

 それは、「遥輝。お前が(塁に)出たらチームは変わるんだ」(栗山監督)「じゃあ、僕、塁に出ますから。その代わり、1球目からスタート切らせてください」(西川)というもので、杉谷さんは栗山監督から「遥輝が行くまでどうにかできる?」と2番打者として指令を受けたことも明かした。

 「遥輝ありきの2番って感じもあったので」という杉谷さんに、伊集院は「いや、それはもうしびれるな!遥輝行くまでどうにかできる?分かりました!の感じっていいっすよね!」とうれしそう。

 杉谷さんは「死にものぐるいで左打席で遥輝のスタート見ながらどうだ?切るのか?切るのか?切るのか?切った!と思ったら空振りしたりとか。そういう野球はもの凄い染み付いていましたね」とし、「まだまだ全然できる。野球に対しても真っすぐな男なんで。応援したいです」と西川にエールを送ると、伊集院も「はい、僕も応援したいです」と言葉を重ねていた。

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