巨人にトレード加入の高橋礼と泉圭輔が移籍会見　高橋礼「やることを変えずに結果を」　泉「優勝に貢献」

巨人への移籍会見を行った高橋礼（右）と泉。中央は吉村禎章編成本部長（撮影・小野寺　大）
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　ソフトバンクからトレードで加入した高橋礼投手（28）、泉圭輔投手（26）の移籍会見が9日、宮崎市内のホテルで行われた。

　貴重な下手投げで19年には12勝を挙げ、新人王を獲得し、救援の経験も豊富な高橋礼は「自分の投球フォームやスタイルは、パ・リーグでもセ・リーグでもなかなかないスタイル。今の投球スタイルでいければ」。

　ソフトバンクに同期入団で同学年の阪神・大竹の活躍に刺激を受けたことを明かし「凄くプラスに捉えている。やることを変えずに結果を出すことが大事」と意気込んだ。今季、開幕ローテーション入りするなど、近年務めてきた先発が希望としながらも「役割にこだわらず、どこでも求められたところで頑張りたい」と話した。

　1メートル88の長身から投げ下ろす、150キロ超の直球が武器の泉は「持ち味は真っすぐ。セ・リーグ相手にどこまで通用するか楽しみ。パ・リーグで5年間やってきたことをセ・リーグでもぶつけていければ」。20年から3年連続で30登板以上をマークするなど、ソフトバンクのブルペンを支えてきた右腕。プロ初勝利は東京ドームで行われた、19年4月22日のオリックス戦で挙げた。少年時代は巨人ファンの泉は「東京ドームに良い印象もある。ジャイアンツで優勝に貢献できるようにたくさん投げられたら」と誓った。