西武・平井克典が国内FA権の行使を決断「時間を設けるためにも宣言させてもらいます」

西武・平井
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　国内FA権の行使を熟考していた西武・平井克典投手（31）が権利を行使することが8日、分かった。

　球団からは複数年契約を提示されており、宣言残留も認められている状況。本紙の取材に対し「このような機会はめったになく、ライオンズとゆっくり話し合いたいので、時間を設けるためにも宣言させてもらいます」と語った。

　ホンダ鈴鹿から16年ドラフト5位で入団した右腕は1年目から中継ぎの一角として定着。18年には64試合、19年には稲尾（西鉄）の持っていたパ・リーグ記録を更新する81試合に登板。「神様、仏様、平井様」と呼ばれるなど、リーグ連覇に大きく貢献した。

　今季も54試合に登板し、防御率2・55をマーク。最終戦だった10月3日のロッテ戦（ZOZOマリン）では通算100ホールドを達成した。　サイドから切れ味鋭いスライダーを武器に通算337試合に登板してきた鉄腕。宣言残留が基本線とみられるが、ブルペン陣に不安を抱えるチームには需要がありそうだ。