「大野雄大」トレンド入り、異例の訴えにネット「言いにくいことありがとう」「やっぱり中日のエース」

[ 2023年11月9日 17:52 ]

中日・大野雄大

 中日の大野雄大投手(35)が9日、自身の契約更改会見で“異例”の球団全体の意識改革を訴え、このニュースが伝えられると、「大野雄大」がX(旧ツイッター)でトレンド入りした。

 中日が2年連続最下位に終わった今季は、左肘の手術で大半を棒に振ったが、一線引いたところから見たチームの課題を痛感。「ガラッと変わらないと勝てない」と力説し、「このままでは勝てない。選手が1番やらないといけない。球団もそうだし、監督、コーチ、みんなが変わらないと。いきなり山本由伸や岡本和真のような選手は出てこない。もっともっとみんなで考えていかないと」と訴えた。

 セ・リーグ独走Vを決めた阪神とは「いろんなところで大差をつけられている」と話し「チーム全体の力を上げていかないと」と強調。阪神との違いには「明確な指示が出て、それに選手が応えていく。例えば四球もですけど、僕は新聞紙面とかでしか分からないけど、それが査定ポイントにしっかりつながっていくという話をしていたり」と言及した。

 この異例の訴えに、SNS上には「すごいな、球団や監督コーチにまで踏み込んで」「ドラゴンズのこと思ってくれてるね 泣けるよ」「チームを変えようとする姿勢はホンマにありがたい」「やっぱり中日のエースは大野雄大」「大野さん、言いにくいことありがとう」「ドラゴンズにトレードされそう」などの声が上がっている。

 大野雄は、21年に結んだ3年契約に付帯した1年延長のオプション条項を満たしたため、現状維持の年俸3億円(推定)で契約更改した。

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