DeNA・三浦監督が渡豪する東妻に15分間の「餞別」ピッチ!

[ 2023年11月9日 16:12 ]

秋季トレーニングで東妻相手に「餞別」ピッチを務めたDeNA・三浦監督
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 DeNAの三浦大輔監督が9日、2軍練習施設「DOCK」で、過去1軍出場のない4年目の東妻純平捕手に「餞別(せんべつ)」ピッチを敢行した。同捕手は、この日の練習を最後に、オーストラリアでの「ウィンターリーグ」に参加するため渡豪し、来年1月の帰国を予定している。

 そのため、指揮官はこの日のスケジュールを急きょ変更。東妻に対し、正午過ぎから約15分間の打撃投手を務めた。

 大粒の汗を流して登板を終えると「純平に、餞別がわりに投げました。でも(本人に)餞別(という言葉)の意味が通じなかった。万永コーチに(言葉の意味を)教えてもらっていた」と苦笑いした。

 とはいえ「投げる」ことで打者の成長を見極めるのが番長流。「入団したときから見ているが、スイングが力強くなってきたという感じはした。打球も強くなってきた」と目を細めた。

 そして「自分も“ちょこっと”だけピッチャーをやっていたので、(打者の苦手なコーチも)わかる。投げた方がわかる。バットの出かたもわかる。本人のバットの出がいいコースもわかった」と冗談をまじえて東妻を分析したことを明かし、「本人にはいろんなことを試してこい、変わってこい、と伝えた。1月になって(帰国して)変わってくることを期待している」とエールを送った。

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