石橋貴明「2勝分の価値あった」日本S第1戦のポイントは阪神・佐藤輝の盗塁「野村克也監督を思い出した」

[ 2023年11月7日 16:00 ]

石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)が、カンニング竹山(52)をゲストに迎え、自身のYouTube「貴ちゃんねるず」で「阪神38年ぶりの優勝おめでとうSP」を配信した。

 石橋は沢村賞右腕・山本由伸を攻略した日本シリーズ第1戦を「阪神には2勝分の価値があった」とし、ポイントに阪神・佐藤輝の盗塁を挙げた。

 初回に中野が盗塁失敗していたが、5回無死一塁から佐藤輝は初球に二盗を決めた。

 石橋は「このパターンだとけん制がないとか分かっていたんじゃないかなあ。1球目走れるくらいの時間的なタイミングあるとか研究してるんじゃないかなあ」と山本の対策を練り尽くした成果が出た盗塁ではないかと推測した。

 竹山も「岡田阪神って細かい野球やらない勝手なイメージあったけどすげえ細かいこと研究に研究を重ねてやったってことですかね」と感心した。

 岡田監督が日本シリーズが始まるずっと以前に「そんないいピッチャーと思わへんけどな。5敗も6敗もしとるやろ」と、マスコミに対して山本を低く評価していたことを石橋は覚えていた。

 石橋は「かつての野村克也監督をちょっと思い出した」と続けた。

 ヤクルト監督時代の野村監督がイチローが所属していたオリックスと日本シリーズを戦う前、「イチローは内角が苦手」とマスコミを通じて内角攻めを宣言した。

 本当はヤクルトのスコアラーがつくったイチローのヒットチャートはすべてのコースが真っ赤(高打率)だった、

 石橋は「マスコミをつかってイチローにインコースを意識させた野村監督を思い出した」と、岡田監督の策士ぶりに舌を巻いた。

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