伊東勤氏 俊足の少年が捕手になった単純な理由「兄貴もキャッチャーやってたから…」

[ 2023年11月7日 18:15 ]

西武時代の伊東勤
Photo By スポニチ

 西武の黄金期に扇の要として活躍した伊東勤氏(61)が荒木大輔氏の公式YouTubeに出演。捕手を始めた意外な理由を明かした。

 幼稚園から遊びで野球を始め、本格的には小学2年生で取り組んだ。

 A、Bチームに分かれ、低学年のBチームながらいきなりレギュラー抜てき。一番最初のポジションがキャッチャーだったという。

 伊東氏は「(2歳上の)兄貴もキャッチャーをやってたから出来るだろうって単純な理由でやらされた」と振り返った。

 足の速かった伊東氏は「一番・捕手」で初出場の公式戦の第1打席でライトオーバーの三塁打を放った。

 「その感触がずっと忘れられなくて、今日に至ってると思うわ。もし(最初の打席が)三振とかアウトでベンチで怒られてたら変わってたかもしれない」と明かした。

 その後、投手など二塁手以外のすべてのポジションを経験したが、節目にはいつも捕手に戻った。

 現在はクラブチームのARC九州で総監督を務めている。「非常にやりがいがある。楽しい」という伊東氏は「11月26日に福岡県光陵グリーンスタジアムでトライアウト(詳細は同クラブチームHPで)をやるので参加してほしい」と、呼びかけた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年11月7日のニュース