【日本一余韻インタビュー】村上　任された初戦、ただ必死に投げていた

優勝会見に臨む阪神・村上（撮影・岸　良祐）
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　阪神が38年ぶり日本一という歓喜から一夜明け、スポニチは6日付紙面でスペースが許す限り大展開した。この喜びを一日で終わらせるのはもったいない、ということで5日深夜の優勝会見、村上頌樹投手の言葉をお届けする。

　――先発の軸としての役割。
　「軸かどうか分からないけど、初戦を任されたりして、しっかりチームを勢いづけられるように投げたいな、と思っていた。ただ必死に投げていた」

　――初戦の勝利は大きかった。達成感は。
　「相手投手も山本由伸ということで気持ちも入ったし、勝てたら勢いに乗るかなというふうには思った。野手の皆さんもたくさん点を取っていただいたので、本当に楽な環境で投げさせてもらった」

　――山本由伸とは2試合投げ合った。
　「1試合目は勝てましたけど、2試合目は負けて、投げる球であったりギアの入り方であったりとか、横から見させてもらって学ぶことがたくさんあったので、この悔しさを来年につなげていきたい」

　――この一年の経験を今後にどう生かす。
　「この悔しさであったり、うれしさは（生かすも殺すも）これからの自分の練習次第。負けた悔しさを忘れず、やっていきたい」