【侍ジャパン】宮崎合宿 井端監督が門脇、小園に伝授「足を運んで、グラブにボールが入ってくる」

[ 2023年11月7日 17:32 ]

<侍ジャパン・宮崎合宿>小園(左)、門脇(中央)に手本を見せながら指導する井端監督(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(16~19日、東京ドーム)の臨む侍ジャパンが7日、宮崎県の清武総合運動公園で直前合宿2日目に臨み、井端弘和監督(48)が遊撃の守備を実演して指導した。門脇、小園から要望を受け、全体練習後に約50分間。グラブを使う感覚や足の使い方など、身ぶり手ぶりを交えながら2人の守備練習を見つめた。

 「ポテンシャルは高いですし、自分より足も速いのでうまくなる要素しかない。どうしてもグラブを使おうとするので“グラブはあまり使わない方がいいんじゃないの”と言ったぐらい」と、グラブで取りにいかずに「取るんじゃなくて、足を運んで、そこにボールが入ってくる」という自身の感覚を伝えた。

 3月のWBCで正遊撃手を務めた源田の「次の世代」として期待される2人。今大会では、2人を遊撃と二塁で交互に使うなど、二遊間を組ませる方針だ。門脇は「新たな引き出しが増えて、さらにうまくなる要素がたくさんある。自分がうまくなるための場所」と語り、井端監督が現役時代にしていた堅実な守備を目標に掲げた。

 小園は「グラブを使いすぎている部分があったので、ブレないようにと」と吸収していた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年11月7日のニュース