【落合×広岡達朗対談】有名選手がそろった巨人入りに否定的な声が多かった中、揺るがなかった信念とは

[ 2023年10月20日 17:05 ]

落合博満のオレ流チャンネルの「博満の部屋」で対談する広岡達朗氏(左)と落合博満氏(右) 
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。大好評対談企画「博満の部屋」の第4回目として、現役時代は巨人の遊撃手として活躍、監督としてヤクルト、西武をそれぞれリーグ優勝・日本一に導いた広岡達朗氏(91)をゲストに招いて対談を行った。

 「今日は広岡達朗さんのお家にお招きいただいております」。今回の対談は落合氏が広岡氏の自宅を訪れ行われたスペシャル版。広岡氏が「どうぞ、なんでも聞いてください!」と笑顔でNGなし宣言し、冒頭から球界のご意見番である91歳レジェンドの圧倒的なオーラを感じさせた。

 「六大学の貴公子」と呼ばれ早大で遊撃手となり活躍した広岡氏。「一番強いチームに行きたい」と日頃から口にしていたこともあり毎日、近鉄、南海など複数球団の誘いを断り、巨人への入団を決めた。

 広岡氏は「“俺は巨人に入る”って言ったらね、“お前、巨人には有名な選手がたくさんいて、お前みたいなのが行ってもレギュラーになれるかい”言うのがほとんど」と回想。そして、そういった周囲の否定的な声に「でも、俺は“そういう優秀な選手から技を盗んで立派になってみせる”」と自身の考えをしっかりと主張し巨人に入団。新人王、遊撃の守備でベストナインにも選ばれるなど、名実ともに人気選手となった。

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