ロッテ・吉井監督 唯一の2イニングを投げ3勝目挙げた中村稔を称賛「よく投げてくれた。そこが肝だった」

[ 2023年10月6日 23:01 ]

パ・リーグ   ロッテ12ー1オリックス ( 2023年10月6日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>初回、投手交代を告げる吉井監督(撮影・沢田 明徳)
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 パ・リーグ3位のロッテは6日、本拠(ZOZOマリン)でオリックスと対戦。クライマックスシリーズ(CS)進出争いが佳境を迎える中、1168日ぶりに先発した沢村拓一投手(35)から8人がつないだブルペンデーで12-1で快勝。この日試合のなかった2位ソフトバンクと0・5差に接近した。7日のオリックス戦に勝てば自力で、引き分けでも楽天がソフトバンクに敗れれば2年ぶりのCS進出が決まる。

 吉井監督は試合後のインタビューで「今日ブルペンデーだったので、ドキドキしてたんですけど勝ててよかったです。先発沢村は初回のビッグイニングは避けたかったので、いいピッチャーを出しました」と沢村を先発起用した意図を説明した。

 8人の継投で1失点にまとめたことについては「3番手の中村稔が1人だけ2イニング投げたんですけど、そこが肝だったかなと。よく投げてくれたと思います。ストライク先行でよかった」と、この日唯一の2イニングを投げ無失点に封じ、3勝目を挙げた中村稔を称賛した。

 21安打12得点を挙げた打撃陣については「前半ちょっとヒット出ても点入らなかったので、これ後半やられるパターンに入ってるなと思ったんですけど、藤原が(4回に)この試合初の長打を出してくれたので、そこで流れが変わったかなと思います」と語り、1番に起用した若きリードオフマンの二塁打を誉め讃えた。

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