槙原寛己氏　今はFA選手も巨人よりメジャー挑戦の時代…高橋由伸氏「勝ち続ける組織作りは今難しい」

槙原寛己氏
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　元巨人の槙原寛己氏（60）が元巨人監督の高橋由伸氏（48）をゲストに迎え、自身のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」を更新。巨人が常勝を求められていた時代を振り返った。

　高橋氏は「勝ち続ける組織作りは今難しい。僕らがいた頃はドラフトは逆指名。僕が現役だった2015年までの主力はほとんど逆指名（で入団していた）」と振り返った。

　ドラフト逆指名制度は大学、社会人の選手2人まで希望する球団に入団出来るルールで1993年に導入。2001年に「自由獲得枠制度」、04年には入団枠を1人にした「希望入団枠制度」に変更された。

　制度の問題点として一部球団による裏金など不正が表面化し、2006年を最後に廃止となった。

　槙原氏も「そのときの読売（巨人軍）はいい選手のトップクラスが全部獲れた」と同意した。

　高橋氏は「FAも一番獲っていた時期。今は制度が変わり、FAもメジャーに行く人が多い。ジャイアンツの人間だってメジャーに出て行く可能性はある」と、説明した。