川藤幸三氏　阪神18年ぶりV「アッパレ!!」　熱狂するファンに持論「これだけ空いたら騒ぎますわ」

阪神OB会長の川藤幸三氏
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　阪神の川藤幸三球団OB会長（74）が17日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に生出演。18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神ナインに対し「とんでもないアッパレですよ」と称賛した。

　川藤氏はセ・リーグで18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神の評価を聞かれ「とんでもないアッパレですよ。これで何だかんだ文句言うヤツいたら出てこい!!ってなりますよ」と絶賛。司会の関口宏が「ただ、これを見るとね、あのタイガースが6回しか優勝（1962、64、85、03、05、23）してないんですか?日本一にも1回（1985）しかなってない」と話すと、川藤氏は「だからタイガースファンは辛抱強いし、それをずーっと永久に離れることができないわけですよ」と持論を展開した。

　阪神ファン“恒例”の道頓堀川に飛び込むなど優勝後の大盛り上がりについては「ワシらの頃（85年）は21年ぶりだったし、次は18年ぶり。そこから2年置いてまた18年ぶりやから、これだけの間空いたら、そら騒ぎますわ。（大騒ぎする気持ちは）分かります」と話した。

　一方、パ・リーグではオリックスが優勝目前とあって「今は関西が沸いてますよね?過去に関西でセとパがやったのが1回だけあるんです。64年の南海―阪神（南海が4勝3敗で日本一）。だってセ・リーグの関西はタイガースしかありませんやん。それ以来ですから楽しみですよね」とコメント。

　続けて関口宏から「ですが日本シリーズで両チームがそのまま出てくるとは限らない?」と振られると、川藤氏は「そりやあそうですけど、そんなもん出てこんかったらどうしようもないです。そのためのリーグ優勝ですから」とキッパリ。「最後の日本シリーズっていうんは国中で騒がないと意味がない。だけどそれが全てでもないので、他の府県の方々は今年は関西に注目してほしい」とお願いした。