巨人・原監督が門脇を絶賛「研究心と向上心を非常に強く持っている」「へこたれない強さ」

[ 2023年9月17日 18:10 ]

セ・リーグ   巨人3―2ヤクルト ( 2023年9月17日    東京D )

<巨・ヤ>9回、門脇はサヨナラ打を放ち原監督(中央左)ら巨人首脳陣と抱き合って喜ぶ (撮影・西川祐介)
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 巨人の原辰徳監督(65)がヤクルト戦(東京D)でプロ初のサヨナラ打を放ったドラフト4位ルーキー、門脇誠内野手(22=創価大)を絶賛した。

 86日ぶり復帰戦となった守護神・大勢のリリーフ失敗で追いつかれた直後の9回、2死一、二塁。門脇がファウルで粘った清水の10球目を中前に弾き返すと、二走・岡田が三塁ベースを回った直後に体勢を崩しながらも最後はヘッドスライディングでサヨナラのホームに飛び込んだ。

 巨人はこれが今季9度目のサヨナラ勝ち。巨人新人のサヨナラ安打は2018年6月10日西武戦(東京D)の大城卓三以来5年ぶり12度目となったが、原監督は殊勲打を放った門脇を力いっぱい抱きしめ「気持ちが強い」と自らキャンプ中に命名した「ストロング門脇」に賛辞を送った。

 試合後、原監督との主なやりとりは以下の通り。

 ――門脇はファウルで粘っていた。

 「そうそう、粘ってね。まあ内容もここのところとてもいいと思いますよ。悪戦苦闘とはいえね、けれんみなく戦えるっていう姿は非常に、僕たちの目にはよく映っていますね」

 ――門脇の打撃はどの辺りが良くなった?

 「本人の研究心と向上心を非常に強く持っているんですね。そこでいろんな人からもアドバイスを受けながら、でも本人のなかで常に、その気持ちを持ってやっているというところだと思いますね。へこたれない強さというね」

 ――大勢のボールは。

 「まあ、微調整はあるとはいえね、きょうはマウンドに上がれたということと、あそこを1点で抑えたという。もう一つ言うならば、勝ち星が付いたというところ。それでさっき言った言葉でいいと思います」

 ――中川も8回を無失点で抑えた。

 「そうですね。まあもう少し打線が点を取れればいいんでしょうけど、まあピッチャーもよく頑張ってくれていますね」

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