オリ・由伸　メジャー9球団視察の中、7回9安打3失点で6敗目「逆転許してしまったことが悔しい」

パ・リーグ   オリックス1―3楽天 （ 2023年9月16日    京セラD ）

＜オ・楽＞5回、ベンチに戻って森（右）と話し込む山本（撮影・北條　貴史）
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　オリックスは本拠地5連戦の初戦に逆転負け。2位のロッテは西武に勝ったため、マジック7で足踏みとなった。先発の山本は7回9安打3失点で6敗目を喫し「3回は先制点を取った直後のイニングだったし、逆転を許してしまったことが悔しい」と反省した。

　今季全試合でコンビを組んでいた若月が発熱を伴う体調不良で離脱。公式戦では初めて森と組んだ。前回9日のロッテ戦で無安打無得点試合を達成した右腕は、初回は3者凡退に仕留めたが、先制した直後の3回に浅村に同点打を許して連続無失点が26イニング、自責点なしが44イニングで止まると、岡島にも適時打を浴びて逆転を許した。

　カブス、フィリーズなどメジャー9球団24人のスカウトが視察する中、20年9月15日の楽天戦から続いていた9月の連勝も13でストップ。エースは「気を引き締めて次の週に向けてやりたい」と巻き返しを誓った。（中澤　智晴）

　▼オリックス・森（山本と公式戦初バッテリー）　球自体は凄く良かった。もう少し自分が頑張らないといけなかった。マウンドに立っている姿はエースだなと感じたし、どんなピンチでも抑えようという姿勢を感じた。

　▼オリックス・中嶋監督　（山本は）いい部類じゃないでしょうね。（守備のミスは）もうあと何試合…悪いところが今、出ていますけどね、そんなこと言っていてもしょうがないんで。やるしかないんで。

　○…オリックスが敗戦、2位・ロッテが勝ったためマジックは7のまま。最短優勝決定日は1日延びて20日のロッテ戦（京セラドーム）になった。きょう17日もオリックスが負け、ロッテが勝ちか引き分けの場合、最短Vは21日になり、当日試合のないオリックスは、ロッテの結果を待つことになる。