大谷翔平 超特大ファウルで電光掲示板を破壊!右翼ポール際、あと1メートル左だったら本塁打

[ 2023年8月27日 09:36 ]

インターリーグ   エンゼルス―メッツ ( 2023年8月26日    ニューヨーク )

<メッツ・エンゼルス>初回に大谷が破壊した電光掲示板(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地ニューヨークでのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席に電光掲示板を破壊する打球を放った。

 初回1死の第1打席で2ボール1ストライクから4球目を叩き、右翼スタンド上部へ特大ファウルは電光掲示板を直撃。ボールが当たった掲示板の部分の光が消えるアクシデントとなった。

 この打席では、2ボール2ストライクからメ軍の先発右腕カラスコの高めの直球をジャストミート。打球はライナーで中堅手の頭を越え、大谷は悠々と二塁に達した。打球速度は109・6マイル(約176・4キロ)で、23日(同24日)のレッズとのダブルヘッダー第2戦から続く連続試合安打を「4」に伸ばした。続くドゥルーリーが左前打し、先制の生還を果たした。

 2回2死一塁の第2打席でも右翼線に破る打球を放ち、快足を飛ばして今季8本目の三塁打にし、今季37回目のマルチ安打を記録。右腕ビックフォードと対戦した4回2死の第3打席は四球で出塁し、二盗、三盗を立て続けに成功させて今季19盗塁とした。7回無死の第4打席は左横手投げのコラレクと対戦し、1ボールから外角スライダーにタイミングが合わずに中飛だった。

 大谷は23日(同24日)のレッズとのダブルヘッダー第1試合に先発したが、2回途中で緊急降板。その後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季残り試合に登板しないことが決定したが、以降もDHで出場を続けている。

 前日25日(同26日)のメッツ戦では「2番・DH」で先発出場し、2打数1安打3四球(申告敬遠含む)。メジャー初対決となった相手先発・千賀滉大とは、右越え二塁打を放つなど1打数1安打2四球だった。通算の打撃成績は、127試合で469打数143安打、44本塁打、91打点、打率・305、17盗塁、投手成績は23試合で10勝5敗、防御率3・14となっていた。

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