巨人・原監督 阪神戦1カ月ぶり勝利について質問され「どきっ」とおどける 伊藤将撃ち「ね!」

[ 2023年8月27日 17:55 ]

セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2023年8月27日    東京D )

<巨・神>大逆転の原監督はファンの声援に応える (撮影・西川祐介)
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 巨人は優勝マジック点灯中の首位阪神に大城卓、坂本のソロ本塁打2発で追いつき、岡本和の適時打で逆転勝ち。今季6度目となる同一カード3連敗を阻止して阪神戦連敗を5で、東京ドームでの阪神戦連敗を6(1分け挟む)で止めた。巨人の阪神戦勝利は7月27日(甲子園)以来31日ぶりで、本拠・東京ドームで阪神に勝つのは6月30日以来58日ぶり。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――最後、門脇がよく捕った。

 「そうですね。彼のスピードというか守備力というのは非常に素晴らしいものがあるのでね。良かったですね」

 ――8回に伊藤将をマウンドから降ろした。

 「う~ん、ね!決して胸を張れるものではないでしょうけど、チームにとっては大きなことですね」

 ――勝ち越しの岡本和は内角攻めの中、内角を打った。

 「4打席あるわけですからね。いろいろ考えながらというのはあるでしょうけど、2ストライク後にね、追い込まれながらも打てたという。あの辺の勝負強さが増してくれるとね、チームにとっても大きいし、今日は3番、4番、5番という、うちの中心選手が良く働いてくれたと思いますね」

 ――8回2死から門脇が盗塁で好機を作った。

 「そうですね。いろんな形でやらないと、なかなか今のタイガースは勢いのある非常にいいチームですから。その部分は逆に思い切って仕掛けるということが必要だと思いますね」

 ――7回にはエンドランで丸が三塁へ。

 「そうですね。でもまだまだ反省するところもあってね。無駄なフォアボールもまだあるしね。今日は2点に抑えたというのはもちろん頑張ったんですけれども、やっぱり最後“んん!?”というフォアボールというね。3―2にするというところがね。まあしかしきょうは勝ち抜けたという部分で、潔く反省して次につなげたいと思います」

 ――次は2位カープ。

 「いやもうここからは一戦一戦。カープにはやられっぱなしですから。選手もしっかりと対策を講じているでしょうし、われわれもしっかり戦っていきたいと思います」

 ――大城卓が代打初球ホームラン。

 「もうあれで風がね、南からいい風が吹いてきたね。沖縄のいい風って沖縄の方言でなにかあるの?そういう言葉があればいいなと思ったんだけど」

 ――リリーフ陣が頑張った。

 「先発ピッチャーが本来のというところからいくと流れ、リズムがね、よく2点で抑えたといえば抑えたしね。その後の田中千晴がよく投げたと思いますね。6回、7回、8回みんなよく投げたと思いますね」

 ――3回の失点。

 「分かりやすい反省点ですよ。バッテリー間でもね、一人相撲という言葉はあるけど、二人相撲は正しいんだろうけど…」

 ――秋広を先発から外した決断。

 「そうね、秋広のお兄ちゃん(中田翔)に懸けたんだけど、なかなかお兄ちゃんももうひとつだったね」

 ――岡本和は昨日に続いて終盤に勝負強い。

 「そうですね」

 ――阪神戦は1カ月ぶり勝利。

 「どきっ」

 ――東京ドームは6月30日以来の勝利。

 「もう3日前のことは忘れるよ」

 ――門脇の盗塁が追い詰めた。

 「どうでしょうね。追い詰めたのかどうか分かりませんけど、でもナイススティールだったと思いますね」

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