ロッテ西野、ホーム開幕戦先発へ平常心強調「空回りしないように」

ホーム開幕戦に先発するロッテ・西野
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　ロッテの西野勇士投手（32）が4日、ホーム開幕戦となる日本ハム戦（ZOZOマリンスタジアム）に先発する。2017年以来の開幕ローテション入りで、先発登板は19年9月のオリックス戦以来。ホーム開幕投手という大役を任された右腕は「大事な初戦を任せられたというとろもあり、気合は入りますけど、変に空回りしないように、気負い過ぎず、いつも通り、とにかく平常心で入っていけたら」と抱負を口にした。

　14年に31セーブ、15年には34セーブをマークした、かつての守護神。20年6月に右肘じん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受け、昨季は中継ぎとして37試合に登板して3勝3敗15ホールド。ただ、手術明けが考慮されて2連投は3度しかなかった。ピッチングコーディネーターだった吉井監督の助言もあり、本人も登板日が決まっていて調整のしやすい先発への再転向を決意。オフから準備を進め、3月21日の広島とのオープン戦で5回1失点と好投するなど順調に準備を進めてきた。

　日本ハム打線の印象について西野は「出塁率が高い選手もいるし、ホームランを打てるバッターも続く」と印象を話し、「長打が打てる選手の前に、どれだけランナーためずにいけるかが大事。シーズンの1番最初の対戦なので、相手に嫌な印象を与えれるようなピッチングしたい」と意気込みを語った。