WBCの勢い持ち込んだ！　ソフトB・近藤が初打点含む3戦連続安打　甲斐はV打＆マルチ

パ・リーグ   ソフトバンク5－3ロッテ （ 2023年4月2日    ペイペイD ）

お立ち台でペッパーミルポーズを決める甲斐（左）と近藤（撮影・岡田　丈靖）
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　WBCの勢いをそのまま、持ち込んだ3連勝だった。2番・左翼で先発したソフトバンクの近藤は2―0の2回2死二、三塁で初球カーブを中越えへ2点適時二塁打。移籍後初打点を挙げた。

　「体が反応した。いい打撃だった」。初回1死でも右前打し、今季初盗塁も決めるなど躍動。3試合連続安打で打率・417と、7試合で打率・346だったWBCでの好調を持続している。

　今年はドーム開業30周年。この日は球団創設85周年記念も含めた記念ユニホームでプレーした。福岡ドームが開業した93年の「野球の日」、8月9日に生まれたのが、近藤だった。同じ年の縁に少しだけ、にやり。「小ネタですね。縁を感じます。書いておいてください」。サービス精神もまた安定感抜群だった。

《甲斐は手応えの2打点》
　9番・甲斐が、決勝打を含む2二塁打2打点で勝利に貢献した。0―0の2回1死満塁で美馬のフォークを捉えて左越えに適時2点二塁打。4―0の4回1死でも左越え二塁打で今季初マルチ。WBC日本代表では4試合に出場し、打率.091と低調だった打撃は、開幕カードで4安打4打点、打率.364と好調。「何とかコトを起こそうと。食らいついて打つことができた」と手応え十分に語った。藤本監督も「甲斐拓也が打てば点になるということ。自然体で構えて打てている。去年よりいいと思う」とイチ推ししていた。